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2011

全日本ミドルボート選手権

8月6日、7日の2日間 関西ヨットクラブにて全日本ミドルボート選手権大会が開催されました。

台風の影響も心配されましたが、両日とも西から南西、6~18ノットの良い風にも恵まれ、6レースを消化。

Aクラス11艇 Bクラス8艇 計19艇のエントリーです。

私はKYC所属「Black Pearl」Vite31にて参加、同型艇が4艇おり、白熱したレースとなりました。

みっちりと6レースを行い、総合では地元のX-35ワイレアが総合及びAクラス優勝されました。

Bクラスでは船澤プロのステアリングするファースト34.7が優勝、そして嬉しい事にKYCホワイトクラスから

今回初めてIRCレースに挑まれたFirst300「DYANE」二井オーナーが準優勝されました!

http://www.kyc.or.jp/raceresult/middleboat2011.pdf

DYANEはホワイトレースでの常勝艇でしたが、今回のレースの為、リドガードセイルのグランプリシリーズ

からD4カーボンメイン、カーボンミディアムヘビージブを、また1.5SーAPタイプのスピンを新調して頂きました。

今大会の風速もミディアムヘビーにマッチし、最も低いレーティングながら先行する最新艇を追いかけ回す

素晴らしいチームワークを発揮されました。 おめでとうございます。

リドガードセイルでは多くのFirst300にD4セイルを納入させて頂き、皆様にご満足頂いております。

IRCレースでの最良なオプティマイズを致しますので、お気軽にご相談下さい。

第61回 大島レース

5月最後の週末は伝統の大島レースです。

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約85マイルと、関東水域でのレースとしてはパールレースに次いで長い距離が設定され、

土曜日の午前11時にスタートし、概ね20時間が平均的な所用時間となります。

レースのポイントは。。。。

最初の回航となる初島を如何に上手く回るか。(無風と潮に翻弄されないように)

大島までの渡りを伊豆半島沿いから攻めるか、直線コースか!?

そして大島南側の千波埼(せんばざき)に発生する無風地帯をかいくぐり。

眠いくて、しんどい深夜のクローズホールドを確実に刻んでいくか。

という、毎回同じコースとはいえ、思いもよらない展開に一喜一憂するのが楽しみです。

今回は台風の影響で参加を予定していた関西ミドルボートが中止となり、前日にクルー

エントリーさせて頂いた、ケットフィークチーム(X-35)での参戦です。

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昨年は人数も少なく、千波埼の無風に2時間近く捕まってしまい、惨敗でしたので、

リベンジすべく挑みました。

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助っ人に某H岡氏も加わり、気合い十分の木村スキッパー

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YBデザインOhツボさんと、セイリングの鬼軍曹、荒川海彦プロ

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原発対応から奇跡の帰還を果たしたI原さん

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もう少し暖かったら短パンはきたかったらしいHさん

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熊のパディントンみたいな帽子を深く被り、雨降る外界から

逃避してしまったS水さん

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セイルは御馴染、リドガードセイルでございます。

ロングレースでは通常2ndセットや3rdセットを使っていましたが、

今回は微風が予想されたため、テルテールに防水スプレーをかけまくった

2010の最新ライトミディアムを搭載、要所で良いパフォーマンスを出し、

オーバーナイトでお疲れのチームをグイグイフィニッシュへ近づけます。

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今回のレースは総括しますと、(グイッと短縮)

「急がば回れ」「回ったからって気を抜くな」

という事でしょうか。

レース結果は優勝がゲフィオン、2位ケットフィーク、3位グランブルー、4位エブリシングエブリシングとなりました。

(ケットフィーク、エブリシングエブリシングはリドガードユーザーです!)

それではこの入賞艇達はそんなに速かったのか? じつは、最初の初島回航では

ビリ1、ビリ2、ビリ3、という回航、つまり、レース序盤はボロ負けしていた3艇です。

結果は大逆転でしたから、長いレースの経験が多く、出遅れを挽回する

モチベーションと、粘り強さを持ったチームだったとも言えますね。

伝統のレースは同じコース、同じ時期に開催を続けることで、ドラマが生まれ

世代を超えて共有できる素晴らしさがあります。

いつか自分の子供が大島レースに出るようになる日まで、この大会が続くよう、

願ってやみません。

雨の中、深夜のロールコール、早朝のフィニッシュとパーティに至るまで、

運営をして下さったHMYCのみなさま、本当にありがとうございました!

ケンノスケカップ 2011

5月21日 ヨットデザイナー 林 賢之輔氏の設計艇が一堂に会し、第16回KENNOSUKEーCupが開催されました。

当日は日本海に停滞する前線への吹き込みが強く、南西の強風25~30ktとなり、外洋航海に強いデザインと

頑丈に建造された多くの参加艇は性能を満喫されたようです。

優勝はスタート前にメインセイルをバーストしながらも、透明なメインセイルと新品のNo.2のみで走り切った

千葉県館山から遠征の 「あらいぶ」 HAYASHI34です。

あらいぶ

あらいぶ



*「あらいぶ」には弊社代表の吉川も乗り込み、サポートさせていただきました。

2位 「ジャッキー」(HAYASHI 38 MS)

3位 「おおすけ」(HAYASHI30 Custom)

おおすけ

おおすけ



https://macdiarmid-sails.com/costal/

リドガードユーザー様の上位独占です。

「あうん」(Oceanblue 990) も小錦のトラブルに負けず完走との事でした。

http://blog.livedoor.jp/aunkunori/archives/51716858.html

みなさまお疲れ様でした。
林賢之輔設計事務所 (セイルボート設計)
〒240-0104 横須賀市芦名2-25-1 TEL046-857-5336
Eメール khayashiyd@jcom.home.ne.jp

横浜ミドルボートミーティング 優勝!!!

5月3,4日に横浜ベイサイドマリーナ沖にて、第1回 横浜ミドルボートミーティング 選手権が開催されました。

ここ数年、横浜のミドルボートが活発に活動されております。関東ミドルボートの中止もあり、今回は11艇と多数の

参加艇のなか葉山マリーナヨットクラブより遠征された、Everything Everything [J/V9.6CR] は盤石の走りで4レースをまとめ、

総合優勝をされました。 おめでとうございます!!

横浜ミドル結果

横浜ミドル結果



FLEXケブラー フルセットを採用して頂いており、不慣れな東京湾特有の海面にも最高のポテンシャルを発揮しました。

リドガードセイルはクラブレースでの多くの結果を基に、1艇1艇にマッチするデザインと販売後のマストセッティングを重視して

おりますので、セイルの性能を無駄にしません。

他社セイルをお使いの場合でも現状の性能解析から、より速くなるリカット、リメイク、そしてリグチューニングと、

現状のポテンシャルに満足でないレーサーの皆様のお手伝いをさせて頂きます。

Faster than first !

一番のその先へ、リドガードセイルは進化し続けます。

お問い合わせは コチラ から!

関空一周レース 優勝 !!!

ゴールデンウィークの5月4日 第1回 関西空港1周 ヨットレースが開催されました。

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↑ 画像クリック MBSニュースへリンク

Aクラス32艇 Bクラス29艇 IRCクラス8艇 全69艇が参加し、微風の中白熱したレースが繰り広げられた。

地元の期待に応え最大フリートのAクラスを制したのは大阪ベイ淡輪ヨットクラブ所属の

「キラキラ」 YAMAHA31s  「廣澤秀和 艇長」

Aクラス成績

Aクラス成績



総合成績 [pdf]

3月の震災後、1週遅れて納品に伺い、最新の D4-MP ブラックケブラー、クラブレースセット をお届けしました。
納品時にマストチューニングをさせて頂いた事で、お役に立てたのではないかと嬉しく思っております。

また、Bクラスでは新西宮ヨットハーバーから参加の

「MOANA」 First300 「田中伸行 艇長」

着順1位 クラス2位 での入賞をされました。

Bクラスは1位と3位がJ-24ですので、軽風にもかかわらず、重いFirst300を上手く走らせての事と思います。

MOANA艇には2週間前にD4-MP ケブラー、APジブ を納品させて頂きました。制作段階では同乗させて頂き、
既存のセイルとのバランス改善や、セイルエリアの調整、ファーラー対応など細かい打ち合わせをさせて
頂いた事もあり、ホッとしております。

ここ数年、関西水域でのミドルボートユーザー様が活躍され、レースシーンを盛り上げて下さっており、大変嬉しく思っております。

セイルを買われてもマストチューニングが合わなければ宝の持ち腐れです、リドガードセイルではご購入後の

アフターフォローを大切に、速いセイルを100%使って頂けるようお手伝いさせて頂きます。

船の遅い理由や、改善点を一緒に考えさせて頂きます。

コチラより!お気軽にお問い合わせください。

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