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First35 Carbon mast

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J-33 Main sail

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J-Boats社にて1988~1991まで製造されていたJ-33、当時のIMSレースボートと対等のポテンシャルを持たせるべく、幅を狭く(3.4m)、ドラフトを深く(1.9m)、そして重量を軽く(3,674kg)造られています。
ちなみに、1996年に発表され、今でも人気があり、IRCレースでも強い国産のYAMAHA33sと見比べてみますと、幅(3.39m)ドラフト(2.0m)重量(3,312kg)とかなり近い数字、船内の木工やしっかりとした備品が300kgの差としても、当時としては走りに重点をおいた船であったかが分かります。 
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五カ所湾でのクラブレースを主体に、来年はパールレース参加も見据えて活動されるとの事でしたので、オフショアレーシングダクロン8,2ozにて製作、パールレースでも規定されている、安全装備に関するJSAF-SRカテゴリー3のトライスルセイル搭載規定を満たすため、3ポイントリーフの位置を高めに配置しました。
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来週はクラブレース最終戦との事、良い結果となります様に願っております。

First-310 Mainsail

10月に入り、レースシーズンが一段落。今年はケブラーやペンテックスのフィルムラミネートセイルを多数受注させて頂き、私の担当分としてレースセイルを立て続けに製作。久しぶりのダクロンセイルを製作しました。
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西伊豆に停泊されているBentau社製、First-310のオーナー様より、「メインセイルが破れたので、新調して下さい。」というご依頼でした。
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修理もできそうでしたが、コクピットドジャーにあたるため、150mmブームを上げたい(リーチを短く)というご要望もありましたので、デザインを再構築。
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リーチを短くするのでクリューを約2度上げ、リーフも1つのリーフで更にマイナス1度づつクリューが上がる様にします。3ポイントリーフの時には、既に2リーフ分のセイルがブームにある訳ですから、角度を変えないと、その分ブームが落ちてしまい、ドジャーにあたってしまうのです。
リーフする際も、タックを決め、ブーム後端から3ポイントリーフをすると、3ポイントリーフ用のクリューまで距離があり、セイルをブームに近づける事が更に難しくなります。
また、リーフ用のタックも、スライダーとスライダーの間で距離をとらないと、下に溜まったスライダーが邪魔をし、リーフのフックにリングを掛けられない状況も発生してしまうのです。
リーフの位置決めは、生死を分ける重要な要素と考えておりますので、スムースにリーフが出来る様、必ず気を配っています。
クルージングセイルは安ければ良い、という方もおられますが、いざ荒天でのセイリングとなった時、良く考えられた、丈夫なセイルの価値は何ものにも代えられないのではないでしょうか。
セイルの改造、修理、取り回しのご相談等、クルージングクラブ出身者としての経験や、多くのクルージングセイラーから頂いた実際の情報を元に、じっくりお話しさせて頂きます。 お気軽にお問い合わせ下さい。 hl-sails@kg8.so-net.ne.jp 046-878-6100

Farr40

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X−35がセットで終わったと思ったら、またまた大物の製作です。ありがたい話です。
同じワンデザインでも、世界で最も普及している40feetワンデザインと言えば、Farr40.
国内にもまだ何艇かあり、各地でクラブレース等で活躍中です。
良いセイルが出来ます様、今週末はレースをお休みして、製作中です。(泣)
使用クロスはFLEX24G-5.2ozカーボンクロス、ほぼ完成、あとはハンドワークとバックの製作。。。
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オーナー様、お楽しみに、お待ち下さい!
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X−35 2009モデル誕生

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6月のドイツワールド選手権での結果を踏まえ、昨年モデルよりほんの少し浅く、上部ラフカーブを減らし、上部75%付近でのコードを下げています。マストプリベンドを上手く使えるセイルとなりました。
これにより、バックステーコントロールの始まりが10kt近辺から12.3ktからとなります。
トライアップでは、人数が少なかったため、写真の状態で20%程、バックステーが入っています

先週の葉山クラブレースではニューセイルを投入し、2−1位で優勝、幸先の良いスタート。
10日から始まる全日本選手権が楽しみです。
*10月3日より20日まで、メインセイル製作にご協力頂いた方のお名前を文中に掲載しておりましたが、事前の確認をせず、実名標記致しました事で、ご迷惑をお掛けしてしまいました。今後、ブログ掲載に際し、団体、実名等の標記にはより一層の注意を払いたいと考えております。ご迷惑をおかけ致しました方へのお詫びとさせて頂きます。 2009/10/20 大澤
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