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2009

逗子レガッタ

秋としては初めての大型連休となったシルバーウィーク。
各地で大規模なレガッタが目白押しでしたね、J24全日本選手権、テーザーワールド、シアトルカップ(関西ミドル)、そして相模湾では伝統の逗子レッガッタが復活。
連休をどっぷりレース漬けで過ごされた方が多かったのではないでしょうか。
私は、X−35全日本選手権を目前に控えたケットフィークにて、逗子レガッタに参加致しました。
3日間の新旧レースボートが入り交じる、ある意味で(42〜24feetまで)貴重なレガッタです。
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(Photo by KIWAMU)http://www.kiwamu-dennou.co.jp/kiwamu/Album/
初日はインショア2本、2日目はショートオフショア、3日目にインショア2本。
風も強風から微風、順風と、文句なし、最高の運営をして下さる逗子マリーナヨットクラブには頭が下がります。
チームとしては、全日本選手権でのクルー各ポジションの確認、大型艇に挟まれた中での、ハンドリング、そしてセイルのインベントリーチェック等、一通りこなす事ができ、また、IRCというハンディキャップにおいても、大型艇に対し、それなりの戦闘力を持っている事が分かりました。
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ケットフィークチームの最大の武器、スーパーハイクアウト。
クルーが一人ハイクアウトをやめると、平均0.2ktは艇速が落ちます。
お腹は痛くても、頑張っただけ速くなる、この積み重ねでしかかてないんですよね。
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総合、クラス共に2位 良いレガッタでした。皆様お疲れさまです。
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的形ヨットクラブ 40周年

夏も終わりました、今年も各地を飛び回りました。
お世話になった皆様、この場を借りて、ありがとうございました。
先週末、8月最後のレースは関西の姫路にある的形ヨットクラブにお邪魔して来ました。
的形ヨットクラブは今年40周年を迎え、近隣のヨットクラブ艇を招待しての記念レースが開催されたのです。
土曜日の朝、08:00に間に合う様、前の晩に葉山を出発、ETC土日割引を最大限活かしつつ、経費削減、エコドライブに徹し、580kmを何とか到着。
しかし、到着そうそう前線通過の土砂降り、どうなることやら。
レースはIRCミドルボートサイズが6艇、オープンAクラスが3艇、9艇での上下、3レース。
今回納品チェックを兼ねて、YAMAHA28sの「エアピーク」に乗艇、最小艇ながら、同形艇も1杯
いるため気が抜けません。
天気は前線通過後、北から北東予想でしたが、南のちょろちょろ、、、
33ft〜30ftの快速艇団がスイスイ進む中、Openクラスは3艇で競り合います。
相手のリコール非解消にも助けられ、初日は1−1−1で終了、何とか役目を果たします。
2日目は近隣ハーバーからも参加して、24艇増え、30艇でのショートディスタンス。
昨日の軽風では7人も居たのに、北東8mの2日目は4人。。。。。
島までのスピンランで相手を離し、帰路は新品のNo.1は使わずNo.2で角度をキープし、徐々に
差を広げ、同クラスの30ftを抑えきり何とかファーストホーム。
修正も1位で、4レーストップのクラス優勝でした!
どんなレースであろうとも、買って頂いたオーナー様に満足して頂けるのが一番!
喜んで頂ける事が、次ぎの仕事へのモチベーションになります。
エアピーク、藤井オーナー 、おめでとうございます。
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ファーストホーム

初島ダブルハンドヨットレース 6月27日
http://www.zmyc.org/HDH2009.html
カーボンマストになったアドニス、(糸賀、紙)がファーストホーム! 
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photo by Junichi Hirai [BULKHEAD magazine]
Fクラス 1位 を獲得! ニューボートでのビックなタイトルに糸賀師と紙氏は大喜びでしょう!
私もマストアップとテストセイリングのお手伝いをさせて頂いたので、かなり嬉しいです。
おめでとうございます!
メインセイルは以前のブログでも紹介しましたFLEX ケブラーのリメイクセイル、ジブは超軽量、FLEXカーボン- No.1ライト。
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X-35 世界選手権-Race day 4

長かった世界選手権も本日で最後、総合順位を一つでも上げるため、チーム一丸となってファイナルデイに臨んだ。
昨日の爆風は少し収まり、20kt前後のコンディション、第一レースはナイススタートでシングル回航、13位で今大会最高の順位を獲得、続く第二レースはスタートの出遅れ等が響き17位。
24−27−20−14−(27.5) −17− 21.5 −13−17 合計153.5点
総合成績
世界23位を獲得した。
初めて世界との戦いに挑んだ、木村大介スキッパーは日に日に安定し、自分自身のハンドリングが発揮出来る様になったのは順位を見ても明らかだ、いくら準備しても、初めて参加するワールドで緊張し、初日から実力が出せないのは当然とも思える。
レガッタを終えた後に伺った感想は、「色々なミスや、慣れないハンドリング、チャーター艇の問題をクリアし、次回もこのレベルのステージでバトル出来る様、頑張って行きたい」という事だった。
ボートキャプテンの荒川海彦はメイントリマーをしつつ、チーム全体のコーディネート、そしてオーナーでもある大介ヘルムスマンの気持ちを落ち着かせ、普段の力が発揮出来る様、本当に細かい配慮を欠かさず、また、ムード作りにも尽力していた。
彼のセイリングの実力も素晴らしいが、レガッタを通してのコディネーターとしての手腕が発揮されたのではないだろうか、少し前まで、同じ立場でチームを見ていた者として、素直に敬意を抱いた。
X−35はクルーザーでありながら、キールウィークという伝統あるワンデザインレガッタに組み込まれる程、純粋なレースボートとして認められ、実際のレースもディンギーやワンデザインキールボートのJ-24やベネトー25と遜色ない、非常にタイトな、実力がハッキリ現れるボートだ。
日本でもワンデザインとして盛り上がっていき、純粋に競技を楽しめるクルーザーとして更なる発展をして行く事を願う。
自身としては、ワールド遠征チームのサポートとして、手配や準備等の裏方に徹しながらも、次ぎは
必ずセイリングメンバーとして挑める様、更なるセイリングの追求を続けて行こうと決心した。
キールウィークというセイリングの祭典は、純粋にセイリングが好きな人のお祭りであり、世界にはこんなに多くのセイリングを愛している人達がいるんだと、強く認識させてくれた。
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純粋にセイリングを楽しむ。
真剣にレースに挑む。
これからも頑張ろう。
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X-35 世界選手権-Race day 3

レース3日目
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予報通り北東風が強まる、他の艇種はスタート延期や中止がアナウンスされる中、X-35とX41はスタート海面を少しハーバーよりに移し、レーススタンバイ。
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本部船の風速計で28ktを超えた場合は中止とするという。
X-35のヘッドセイルはルールで同じサイズのライト、ミディアムが2枚、SRに規定されるヘビーウェザージブが1枚しか搭載できない、従って、20〜30ktの間はミディアムで粘り、28ktくらいからヘビージブを使用するのだが、波のチョッピーな海面では、ヘビージブのパワーが足りず、30kt近辺でもミディアムでないとフリートに置いていかれてしまう。
ライトとミディアムのセットは、西宮のフラットな海面と、吹き上がっても大きなうねりが発生しない条件を優先し、ライト、ミディアムのレンジをMAX25kt近辺にしている。
ヘビージブの使用レンジを下げ、ミディアムのレンジを上げる工夫が今後の課題になりそうだ。
特に、10月に葉山で行われる日本選手権では、南西の強風も予想され、キールと似た様なうねりと
戦わなくてはならない。
世界選手権といえど、ワイルドジャイブは当たり前で、豪快なブローチングもあちらこちらに散見できた。30ktを超えるとハンドリングがシビアで、ジブを観音開きにする船が半数以上、無理してスピンを張っても、僅かした艇速が変わらない。トップ艇団も張っては倒れるの繰り返し、調子の良かったjust4funはワイルドジャイブでブームを破損、リグにもダメージを受け、3日目でリタイアを余儀なくされた。
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第7レースは9杯が何らかのトラブルでスタート出来ないと言うサバイバル、ケットフィークもフィニッシュ後にブローチング、ほぼ真横まで倒され、下側のクルーはドイツでスイミング!かなり寒かったらしい。。。
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