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2012

メイルの不達につきまして

メイルアドレスの不具合について

先週末~週明けにかけまして、hayama@macdiarmidsails.co.jp
宛てに頂いたメイルの転送設定が上手くいかず、受信しておりません、ご指摘頂き判明致しました。

当該期間にご連絡頂きましたお客様がいらっしゃいましたらば、お手数ですが再度お送り頂ければ幸いです。

尚、12月以降 info@macdiarmid-sails.com を総合アカウントに設定しております。 併せてご登録下さいますようお願い申し上げます。

マクダイアミッドセイルス ジャパン

ドラゴン級

ドラゴン級は関西ヨットクラブを中心にワンデザインクラスとして全国で13~15艇の登録がされている。
3人乗りのキールボートで細身の船形だが全長は30フィート約10mあり、優雅なセーリングを満喫出来る艇種だ。

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昨年、今年と全日本選手権を連覇したミッドナイトフラワーの田中艇長と弊社の吉川はとても長いお付き合いをさせて頂いており、このクラスのセイルの開発にあたり多大なご協力を頂いている。

ロングキールに小さなラダーとハイアスペクトなメインセイルの組み合わせは、乗り手に高い経験を要求する、そのため興味本位で参加する若手は全く歯がたたない。

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10月には創立150周年を迎えた、ロイヤルシドニーヨットクラブ主催のインターポート(クラブ対抗戦)に田中氏のクルーとして参加させて頂いたのだが、ライバルは東京オリンピックの金メダリストやオリンピアンがぞろぞろ、それも平均70~80歳のスーパーマスターズばかり、親子孫、3代で乗り込む艇もあり、ドラゴン級の懐の深さ、伝統をひしひしと感じた。

今後は関東でもフリートが生まれる予感があり、アクティブな50~60代のセイラーにはうってつけの艇として目が離せない。

HMYC ニューイヤーズレガッタ 初レース優勝

2012年最初のレースは地元葉山マリーナヨットクラブのニューイヤーズレガッタに参戦。

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Photo by O.yuko

一昨年の年間総合優勝艇、「海援隊」 船齢20年のYamaha30SⅡを駆使し、最新艇のひしめく

葉山マリーナヨットクラブでも常に上位に絡む老練チーム。

大学時代のセイリング同好会有志による共同オーナーにて運営されており、本当に

気心知れたメンバーが、週末のヨットレースを真剣に取り組んでいらしゃいます。

3年前まで他社製のケブラーパネルジェノアを使用されていた際は、成績も伸び悩んでおられましたが、

リドガードレガッタの特別賞だったライトミディアムジェノアを無償提供させて頂き、弊社製レーシングセイルの性能を

実感され、年度毎に最新のD4ケブラーセイルを採用して頂けるようになりました。

ヘルムスマン始め、クルーのメンバーも相当のキャリアをお持ちですので、最新のデザインのセイルを

匠に使いこなし、船齢を感じさせない素晴らしい成績を残されています。

30フィートクラスの艇にはメンブレンセイル(D4等のロードパス製法)はもったいない、重量も変わらない等の

考えをお持ちの方には是非、海援隊の劇的な変化を見て頂き、最新のデザインとメンブレンセイルのもたらす影響を

再認識して頂ければ嬉しいです。

前日の土曜日には遥々関西からロフトの視察に来て下さったチームの方々に、PC上のデザインと最新のD4セイルクロス

をご覧頂き、従来のパネルケブラーとほぼ同価格帯にてご提供しているとご案内しました所、とても驚かれておりましたが、

それが現代のレースセイルトレンドだと思います。(一部古い考えのメーカーも存在していますのでご注意下さい)

さて、初レース

葉山伝統の北風振れ振れ7~12kt(TWS)、北~北東

1レース目 左エッジよりチョイ先の鎌倉ブローを確保し、1上で艇団の真中へ滑り込み完勝

2レース目 スタートで遅れ、ヘロってきた風を避け右海面へ、お賽銭効果か森戸神社のお助けもあり、

右振れ20度であっという間にレイライン、その後は競馬レースになったので小型艇有利でした。

*披露山の下にマークがあるときは風が左右でぶつかり、レイラインが大きく変化するので、真中は避ける

*パフでの振れがヘッダーで大きくバウダウンしなければならないような時は、クルーに謝りつつ容赦なくティラーを押しタックする。

*トラベラー、バックステー、は阿修羅のごとく出し入れする。

*艇上で夫婦喧嘩をしない

と、

メンバーが少なくても、優勝できました。。。

真剣にセイリングし、1回1回、どんなレースであっても、セイラーとして少しづつ進歩できるよう頑張りましょう。

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私が言うのも何ですが、エントリー数と、艇種から考えて、このクラブレースは毎回ガチんこのミドルボート選手権です。。。

松島

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年明け早々の金曜日、宮城県松島湾へセイル制作のご依頼を受け、採寸に伺いました。

私は地震、津波の被災地を訪れたのは震災後今回が初めてです。

特に津波の被害が大きかった沿岸部の様子はテレビやインターネットの情報から想像するほかありませんでしたので、

現場の様子を見た時、想像を遥かに超える被害の大きさに対して、それまでの感覚がとても薄かったのだと理解しました。

それでも震災から300日経った被災地には、新しい家や商店が再建築され、前に向って少しずつ歩みが始まっています。

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伺ったのはTrekker34Classic 林 賢之輔デザインの名艇です。

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小雪の降る中、オーナーご兄弟にお手伝い頂き、ジェノア、インナー、メインと採寸完了。

今回は小笠原までの航海を予定されておられる為、プレミアムクルーズ仕様のハイドラネット「スペクトラ」

お勧めしました。 ダクロンに比べ軽量で、伸びにくいため寿命もとても長く丈夫なクロスです。

2月までに納品出来る様、1月も大忙しで頑張りたいと思います。

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