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2009

初島卯月レース

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4月4日はシーズンインを告げる、伝統の初島卯月レースでした。
JSAF外洋三崎主催のオフショアカテゴリー3適用のオフショアレース、
公式距離は48マイル、小網代沖スタート、初島アンクロック周り、小網代ブイ、クロック回航で小網代湾口フィニッシュ。
参加艇は予想以上の13艇! 昨年、参加艇減少により中止となっただけに嬉しいですね。
予報はスタートから南西で、昼過ぎにかけ10m位まで吹き上がるとの事でした。
真上りからクローズリーチ(コースは240度)の片上りレグは1時間間隔で5〜7kt吹き上がり、
ミディアムからヘビーにチェンジ、レグ後半で22〜25ktが入り始め、No.3への交換も
考えましたが、初島の北側に広がるブランケットまで我慢すれば余計なロスが少ないとの判断で
チェンンジはなし。 
予想はあたり、島のブランケでは10〜15ktまで風が落ちました。
先頭を走るライバル?エスメラルダ号が島を回航するタックをした時間から、おおよその差を計算すると5分差、このまま帰路で離され無ければ修正で食いつける展開でやる気復活!
そして魅惑のダウンウインド、このコンディションで楽しむために作られた様な船なので、
25ktのリーチングをジブトップで快走、艇速10〜12kt。
前を行くエスメ号は巨大ジェネカーを上げてはブローチング、はらめばコースキープが出来ず、
ずりずりとプロパーから落ちる姿をみつつ追い上げました。
相模湾の真ん中位から風が少し後ろに回り、AWA70~80度になったのでリーチングジェネカーを
アップ、さすがに速い! プレーニングで15kt、アベレージで12、13ktでましたね。
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それでもコースキープするには絶妙なトリムとヘルムのコンビネーションが要求され、2〜3回
ブローチング、それでもジェネカーなので、風が抜けやすく、艇が起きあがるまでの時間は早いため
あまりロスしていなかった様です。(前の船の大きさがあまり変わらなかった)
スピンシートのシャックルが外れる(タイラスカではないフランス製)トラブルで2回ジェネカーを
回収し、3回目を上げるか悩んだんですが、回航する小網代ブイまで1〜2マイルしかなく、
トラブルより安全に行こうという判断をしました。(これが致命傷。。。)
エスメラルダ号と修正で9分差以内であれば逆転できる計算だったので、フィニッシュする姿を見ていた我々は、勝ちムード、こりゃまくったな〜と、余裕をかましておりました。
フィニッシュ後本部船からも9分差である事を教えてもらい、勝利を確信、後続艇との距離も
離れたので、こりゃまた優勝か〜 、と浮かれていました。
日曜日にのんびりレースがあるので、メンバーは泊まり合宿、三崎で祝勝会気分で飲んでいましたが、エスメラルダのクルーから逆勝利宣言を受けてしまい、意気消沈。。。。
三崎の方に問い合わせるのも気が引けたので、とにかく公式な結果待ちをする事になりました。
2.3日後、三崎支部のホームページにアップされた成績表をみて、愕然。
何とレース自体の所要時間が速く終了しているため、修正17秒差で2位。
実際には14秒差位ですよ、48マイル追っかけて14秒。
これがジェネカーアップ3回目を渋った罰でした。
やはり手を抜いたら、駄目ですよね。 精進致します。
下記 三崎支部より抜粋
JPN 4202 ESMERALDA SWAN NY 42 5:10:22 6:09:02
2 JPN 1122 1122 TREKKEE HAJIME NITTA MUIR 40 5:19:12 6:09:19
3 JPN 1088 INDEPENDENCE 7 TAKASHI HIRAMATSU 1D35 5:34:41 6:15:51
4 JPN 6166 HAURAKI MASAKI OTAWA FIGARO-II 5:49:27 6:17:45
5 JPN 5657 ENZO SHIGEKI KIDA YAMAHA 30S N 6:20:14 6:20:37
6 JPN 1733 UFO M KAWASHIMA DAD 35 6:02:42 6:20:50
7 JPN 6162 TRACER TOMOHISA MIYAKE FIRST 36.7 6:15:54 6:27:56
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舵杯

4月19日 姫路港をベースに第34回、舵杯ヨットレースが行われました。
シーズン到来を告げる関西方面では恒例のレース、4クラス、63艇が出場。
木場ヨットハバーから移行して2年目という事もあり、参加者が少し減った気もします。
オクムラボート(ディンギーの造船所)が管理するヨットクラブです。運河の中にありとても静穏
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今回、納品チェックに伺ったのは、的形ヨットクラブ所属、「エアサプライ」(Farr31)
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昨年、YAMAHA28sから乗り換えられ、今回はスピンを新調して頂きました。
オーナー様とは6年前に鹿児島の火山島レースでお会いしていましたが、その後、
たまたま舵の広告を見てお電話頂いたのがお付き合いの始まりでした。
今年はミドルボートや阿波踊りで楽しみたいという事です、応援させて頂きます。
レースは姫路港沖から沖の島を回航するいってこい、普段吹かない事で有名なこのレース
今回は南西がスタートからちょろちょろと吹き、後半は12ktくらいまで上がりました.
Farr31なので上りは良いはず、しかしなかなか同クラスのY33やJ/V9.6が離れません、
新艇のViteが前方でMumm30[現Farr30]を追いまわしてます、やはりViteは凄い。。。
そんなこんなで沖の島をクラス3位で回航、帰りのスピンランでやっとこリドガ−ドセイルの出番
回航後の島周りで、さらっとJ/V9.6を上からかわし、先行するY33sを猛追、2〜3回のパフで一気に追いつきます、オーナーは上突破を狙っていた様ですが、さすがに33ftを上から抜き去るのは
厳しいと判断して、風下へオーバーラップ、普段なら絶対追いつかれないFa31に下ラップされた33s、慌ててキールのチェックやらポールの上下やら慌ただしく始めました。
こちらは出来たてのIRC対応 スペシャルランナー、軽風で船をバウダウンしてもパワーが抜けず、
スピードを維持したままベアウエイ出来ました。
帰りのレグでこの33sとJ/V9.6を引き離し、更に後ろから追い上げてくるVite
やfirst34.7を振り切るため、最後まで集中を欠かさず、何とかレーティング順でのフィニッシュは
できました。。。。(汗)
結果は〜
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やはり33sが優勝、J/V9.6が後少し、で2位、エアサプライは3位入賞となりました!
IRCでは結構厳しいハンデをもらっているFarr31ですが、いままでのORCが甘かった、との情報もあります、いずれにせよ、微風の下りは速かったのでまずはOKですか!?
阿波踊りでも宜しくお願いします。
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西宮フローティングヨットショー 27(金)~29(日)

今週末は新西宮ヨットハバーにて
「西宮フローティングヨットショー」開催します。
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リドガードセイルは、マリンサービシーズ様との共同出店とい形です。
尚、従来型のブース(テント)での出展ではなく、業界初!?のフローティング展示。
フローティングヨットショーなんだから当たり前?
いえいえ、セイル屋がフローティングで出展です!
つまり、実艇での実演販売、セイルや艤装品など、まずは本物をご確認頂き、
使い勝手などを艇上で体験出来る、いままである様で無かったスタイルで、
皆様のお越しをお待ちしております。
*前回の更新でお伝えしました「コード0」のサンプルや詳細写真、1/10模型もあります。
*スピンシューター(スピンを筒状のカバーで収納する器具)も実際のスピンを使って体感!
*ジェネカー用の脱着バウスプリットや ファーリングジェネカー も当然実演!
 今イチ、使い勝手の判りにくい
*エンドレスファーラーもコクピットから作業出来る事を体感して頂けます。
あとは、リドガード謹製、
*ドームテントや、
*レース艇でも楽したい方のスマートパック(メインセイル収納バック)
*メインセイル用の各種スライダー滑り比べ。
などなど、とにかくいろいろ、艤装品の使い勝手を試して頂き、
実艇でしかできない。
*マストチューニングの質問受付
*最新艇のトリムアドバイス
*最新レースセイルやIRCルールのあれこれ話
など、コクピットでゆっくりお話しさせて頂きます。
ちょっとコーヒー飲もうかな〜と思ったら、是非、シルバーカラーのVite31までお越し下さい。
天気も良さそうです、海の上でお待ちしております!
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Code-0 [コードゼロ] for IRC racer

ミドルボート選手権に向けたスーパーウェポン!
今週の納品はIRC対応の[Code-0]です。
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正面から見るとジェノアに見間違う程のエントリーアンングル、サギング量はジェノアの約2倍を想定し、ラフにホロー(凹み)をデザインしています、ハリヤードの種類やジャマー(ストッパー)の強度にもよりますが、40ft位まではウインチの力でサギングコントロールが可能です。
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フットをサイドステーギリギリまで引き込むと、微風でヘッドセイルを深めにセットするアングルに限りなく近いシーティングとなり、クローズリーチで使用可能となります
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横から見るとようやくジェネカーのプロファイルが確認出来ます、LPはアップウィンドでの使用レンジを上げるため、あえて150%付近を採用。
この1D35のように、最近のノンオーバーラプジブが標準のレーサーが、仮に150%LPのジェノアを搭載した場合どれくらいポテンシャルが上がるかを想像して頂ければ、この150%という設定が効いてくる事をお分かり頂けると思います、
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セイルホイストは通常のスピンと同じです、セイルのラフに高強度のスペクトラロープが搭載されておりますので、ウインチでの巻き上げによりフォアステーの役割を担っています。
IRCではハリヤードのイクジット高さに規定がないため、可能であればマストヘッドからハリヤードをとる方がより効果的(フットの長さを変えず、高さが増やせるから)
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ターゲットはAWA30〜60、TWSは0〜10kt、2.2ozと3.4ozの特殊生地を使用しています、軽量ですが、ケブラー繊維が伸びを最小に抑えます。
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ジェネカーとしては浅く、ジェノアとしては深い、この微妙なシェイプがデザインの腕の見せ所、
リーチ後半のフックは、ジェノアではあり得ないのですが、ミッドガース(セイル中間幅)がフットの75%以上なければ違反(IRC-Rule26.3.4)となるため、リーチの膨らみをばたつかせないために必要なダーツなのです。 
これにより、風速が上がるとメインセイルへのバックウインドが大きくなり、そのくらいの風速までがコード0の使用範囲といってもいいかもしれません。
オーバーラップジェノアを搭載している艇では、使用レンジが狭まります、逆に、Mumm30,Vite31,GP33,X-35,1D35,BC37,Farr40,等では非常に有効です、興味のある方と言わず、ディスタンスレースでも絶対勝ちたい方には是非お勧め致します。
費用は通常ジェネカーとほぼ同額から、小さいサイズでは70%位のお値段です。
ご質問等、お気軽に、まずはお問い合わせ下さい。[hl-sails@kg8.so-net.ne.jp]
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2009年全日本外洋ヨット選手権大会(Japan Cup 2009)

2009年全日本外洋ヨット選手権大会(Japan Cup 2009)開催の案内が3/18日にアップされてます。 http://www.jsaf.or.jp/miura/  外洋三浦支部
日程と参加制限が気になる所です。
10月の24(土曜)〜28日の間でインスペクション。なので、休日でインスペクションを終わらせる事も可能?
本戦は10月の29日(木曜)に始まり、2日の(月曜祝日)で終了。
サラーリーマンクルーは10月29日と30日に休暇をお願いする感じですから、まだ現実的ですか。どうでしょう。
そして参加制限がTCC1.000以上となったのも、良かったのでは無いでしょうか。
2009年のデータをみていますと、
Swing31クラス以下は出られず、YAMAHA30s N 以上が出場可能!
と思うと判りやすいラインです。
クラスはまだ未定ですが、折角TCC制限を入れたのですから、
A1.000~1.050  YAMAHA30sN 〜 YAMAHA33s
B1.051~1.100  X-35OD 〜 Mumm36,First40.7
C1.101~1.150   X41,King40  〜 GP33
D1.151~1.200  Muir40 〜 Farr ILC40
E1.201~MAXI  GP42 & TP52 or AC VOR70 
こんなクラス分けでみんなが楽しめる、不公平感のないレースが楽しめると考えてます。
スタートはA,Bクラスが先行、5分後にC,D,クラス、10分後にEクラスとするとキーウェストなみになりますね。 とにかく、Yamaha33sで出場した前回の思い出から、最大艇と最小艇の同時スタートだけは勘弁です。
小型艇だから意味が無い、などという考えは好きではありません、小型艇でもクラス分けがなせれれば真剣に楽しめるはず、まずはそれが一番ですよね!
ミドルボートの常連達がこぞって参加し、来年以降も秋のレガッタとして継続出来たら尚良いんですが、それはまた先の話ですね。
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