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2008

今年の全日本

オリンピック種目にもなっていたドラゴン級、現在でも関西ヨットクラブを中心に幅広活動を行っています。
9月の全日本選手権では、田中良三氏の操船するミッドナイトフラワーが久々の優勝。
田中氏と弊社の吉川はもう何年もセイルデザインに関する意見交換を繰り返し、常にアンダーパワーの
ドラゴンとい船にマッチするセイルを模索してきました。
ワンデザインクラスのセイルでは、少しの変化でも順位に影響します、シビアな反面、作り手としては
腕の見せ所、プレッシャーを感じながら、乗り手と作り上げた最高のイメージを立体化していくのです。
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マリン名人

12月2日は火曜日です。そう、普通の火曜日。
週末のマリーナでは当たり前の様に働いているマリン業界の方々だって休みはあります。
その休みに何をするか、ひとそれぞれではあります、しかしとても多いのが「釣り」なんです。
そんな釣り好きの業者さん達が、仕事の付き合いを超えみんなで釣り大会をしよう!と6年前に始まった大会。それが、
「カワハギ釣りマリン名人戦」 なのですね。
日本のマリン業界で日々活躍される老若男女のギョーカイ人が150人!も集まり、ミドルボートの運営でお世話になる小網代湾の
「丸十丸」をどど~んと8艇貸切。 朝7時から昼の2時まで、休む間もない真剣勝負が繰り広げられました。
ワタクシ、今回2回目の参加でした。 ちなみに、2年ぶり、前回が初挑戦。 2年ぶりの海釣りにワクワクしつつ、今回、初参加となった
ハーケンジャパンのIkaミさんにプレッシャ~をかけ、同じく初参加のアクア船舶鑑定代表Nitt田さんの3人で釣果勝負。
仲良し舟、という事で、長野ヨットのナガノ師匠&Jr.、そして某セイリング雑誌の編集長も乗船しました。
マリン業界は広いのですが、ヨット、に限定すると寂しいくらい少ないのが現状です。、横の繋がりを持ちたがらない人がヨット業者さんは多いのではないでしょうか。
これからヨットの仕事で身を立てたいと思っている人には是非、こういう横の繋がりを深めていってもらいたいものです。
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小雨のなか朝からよく集まりましたね~
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数少ないヨットの業者連合
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さ~て出漁じゃ~
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何とか1枚目をゲット! しかしペース上がらず。。。
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三崎の観潮壮で結果発表の大宴会、色々なお仕事の方とこうして席を囲めるの年に一度、この大会くらいですね。
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そしてお楽しみのカワハギ煮つけ!! 今回は4枚、おいしく頂きました。

カラー  広告

勢いに乗って! 某、セイリング雑誌にカラー広告を載せる事になりました!
なんせ次号にはX-35の記事がカラ〜で掲載されるんです。
で、下心丸出しなんですが記事ページの脇に広告をいれました。
最近の冷え込み具合と連動するかの様な受注状態にカンフル注射!
となる事を期待してるんですが、、、
「全日本選手権優勝記念、感謝祭!」も開催中です。ビックリする程の割引ですので、ボーナスは
ドド〜んとリドガードセイルにお使い下さい。
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クリック!で拡大します
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いや〜、緊張

今週の木曜日、地元葉山マリーナに本拠を構える湘南ビーチFMのお昼の番組で、ゲストスピーカーとして
お話しさせて頂きました。
d0013775_13593426.jpg 緊張の本番前。。。生放送って、自分では聞けない! 
大学の先輩で葉山の真名瀬リーフをメインに営業されている、
ダイビングショップ「ナナ」を経営されている
佐藤輝さんの紹介で出演させて頂いたのですが、普段仕事で素通りしてしまう
Beach FMのスタジオにはいると、さすがに緊張。。。
事前に教えておいて頂いた質問になんて答えようか、
いらない事を口走ってしまったら〜、、なんて考えて、つい、ガチガチに、、
でもDJの江刺家愛さんのあったか〜い笑顔と、お気遣いで何とかトーク開始。
聞かれた事に答えているつもりなのに、ついつい余計な事まで喋ってしまう。。
普段からテキトークを連発し、かみさんにあきれられているのが
そのまんま出てしまった。。(反省)
1聞かれて、10答えたくなてしまう性格なので、説明の補足というか、
もっと伝えたい〜って思うと止まらなくなるんですね、今回よ〜くわかりました。
15分のはずがあっという間に20分、江刺家さんに
「話が深いので、ついつい伸びちゃいました〜」
と言って頂く(やはり回りくどかったのかな〜)。
でも、トランスパックの事とか、自分のルーツだとか、仕事の事など、
素直に話せたのでとてもスッキリました。
湘南に住んでいる人達に少しでもヨットの面白さや、
セイルの仕事が理解してもらえたら嬉しいです。
湘南ビーチFM 「SHONAN PM」木曜担当:江刺家 愛さん 
http://esashiya.exblog.jp/8885198/

X-35OD Jibsails D4 Carbon/technora

まだまだ興奮冷めやらぬX-35全日本の優勝に相乗りして、リドガードセイルの最終兵器を公開。。。
X-35ODのClass rulesではHeadsailsが2枚、ISAFのOSRで規定されているHeavy Weather Jibとストームジブのそれぞれ1枚、計4枚のヘッドセイルが搭載可能です。
2008年のヘッドセイルを開発するにあたり、昨年の西宮沖の海況と、ルールで縛りのあるヘビーウェザージブとの関連を探っていました。
ヘビーウェザージブはエリアが小さく、5月の関東ミドルボートにて25〜28kt(TWS)使用しましたが、全くのパワー不足、ヒールは抑えられますが、強弱のある北東風ではアンダーパワーの時間が多く、
結果から見ても30kt前後までは使用しない方が良いという結論に到りました。勿論、ヘビーウェーザージブをより深くデザインし、使用可能レンジを下げる工夫も必要でしたが、レース艇が1年間で新しく制作可能なセイル枚数が4枚と規定されている事もあり、ヘッドセイルの2枚をバージョンアップする事に精力を注ぎました。
そして完成したのがこの2008年のLtモデルとMdモデル、両セイルともアラミドベースにカーボンとテクノーラを配合したヤーンで構成されたD4(ディーフォー)クロスを使用し、軽量でも伸びの少ないシェイプを実現しました。
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2008 Lidgard sails Light jib [Carbon/Technora D4]
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2008 Lidgard Sails Japan Medium Jib [Carbon/Technora D4]
今回の西宮では6〜10ktのコンディションよりも8〜20kt前後のフルパワーモードが多く、一概には言えませんが、軽風域でのポテンシャルよりも、順風域でのアドバンテージがあった様に感じました。
来年以降はLtとMdのバランスを多少軽風よりにするセットも開発していきたいと思います。
Faster than first
一番のその先へ、リドガードセイルの進化は止まりません。
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