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11Cruising Tips

最新セイル≪D4MP≫の販売開始 

  • 2009-11-30 (月)
  • News
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X-35 全日本選手権でも優勝したD4クロスが、クラブレース用に開発され、D4MP「ディーフォーエムピー」として販売を開始しました
価格は従来のパネル製セイルと同価格帯ですが、非常に軽くなり、性能と耐久性も格段に進歩しています
来年のミドルボートではこの新製品を使用する艇が増えるでしょう
パネル製品をご使用中の方は是非、お買い替えをご検討下さい必ず納得していただけます。
冬季割引はD4MPの場合15%、更に、リドガードTシャツもついてきます! 3月までの期間限定ですので、お早めにご相談下さい。
D4MP 販売開始
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サムネイルをクリックすると拡大します
ラジアルカットの終焉 
(20世紀の遺品であるラジアルカット製レーシングセイルはもう必要ありません)
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お問い合わせは お気軽に どうぞ、サンプルクロスをお送りします
メイル hl-sails@kg8.so-net.ne.jp
電話 0468-78-6100

J-33 Main sail

j33logo.jpg
J-Boats社にて1988~1991まで製造されていたJ-33、当時のIMSレースボートと対等のポテンシャルを持たせるべく、幅を狭く(3.4m)、ドラフトを深く(1.9m)、そして重量を軽く(3,674kg)造られています。
ちなみに、1996年に発表され、今でも人気があり、IRCレースでも強い国産のYAMAHA33sと見比べてみますと、幅(3.39m)ドラフト(2.0m)重量(3,312kg)とかなり近い数字、船内の木工やしっかりとした備品が300kgの差としても、当時としては走りに重点をおいた船であったかが分かります。 
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五カ所湾でのクラブレースを主体に、来年はパールレース参加も見据えて活動されるとの事でしたので、オフショアレーシングダクロン8,2ozにて製作、パールレースでも規定されている、安全装備に関するJSAF-SRカテゴリー3のトライスルセイル搭載規定を満たすため、3ポイントリーフの位置を高めに配置しました。
J-33main.jpg
来週はクラブレース最終戦との事、良い結果となります様に願っております。

リドガ−ドセイル、ユーザー様、大活躍中!!

各地のヨットクラブでは秋のレースがまだまだ続いていますね。
10月25日、三浦半島の油壺ヨットクラブの四季レース(秋)、FLEXケブラーメイン、ジェノアを新調して頂いた、CARINE Ⅳ (Tsuboi-1030)が着順一位、修正一位の完全優勝!
10月31日は以前の記事にも掲載致しました通り、「小網代カップ」にてインディペンデンス7[1D35]が大島回航65マイルを着順1位、修正1位で4年ぶりの優勝!
11月1日 SHIMA SEIKI CUP、が和歌山にて開催、IRCクラスと和歌浦セーリングフェスティバルクラスがあり、フェスティバルクラスー2では的形から遠征したエアピーク(Y−28s)がクラス2位を獲得。回航では40ktの爆風で大変な思いをされた様です。
11月8日には台風の影響で延期されていた逗子マリーナカップ2009が行われ、エントリー数51艇中
*オープンクラス優勝/26艇 スターボードJr [N/M36]
*IRCクラス 準優勝/15艇 ケットフィーク [X-35 OD]
また、東京湾では東京ヨットクラブ主催のTYC第10戦にて、34艇参加の内
*レースクラスAー優勝、そんごくう[YAMAHA 9.5 IMS]
*レースクラスB−優勝 ボーンフリーハート[Yokoyama 30R]
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*クルージングクラスAー優勝 WIZ [T-301]
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と、4クラス中、3クラスで優勝でした。
また、ボーンフリーハートは年間総合優勝、WIZは年間総合2位が確定しました。
グランプリレースからロングレース、クラブレースと、リドガ−ドユーザー様のご活躍、本当におめでとうございます。
これからも、低価格、高品質、そしてロングライフなセイルをお届け致します!

第47回 小網代カップ (大島レース)

10月31日の土曜日、伝統の小網代カップが開催されました。
270px-伊豆大島の衛星写真001.jpg
47年という歴史を重ねてきたカップを目指し、7艇の外洋レーサーがエントリーしました。
三浦半島から南へ30マイル、伊豆大島を時計回りに回って来る65マイルのオフショアレース、
単純なコースと思われるかもしれませんが、奥深く、様々なドラマの生まれるコースです。
一番の思い出は2年前の落雷、突風、リタイア。この時は本当の恐怖と、外洋レースの恐ろしさを体験し、2度と大島レースには出たくない、と思った程です。
それでもやめられない、中毒者の悲しさか。
昨年も北の無風から西の爆風40ktの吹き降ろし(本当に上から叩き付ける様な強烈ブロー)
今年はどんなレースになるのか、成績よりも、その恐怖への期待感(おかしな感覚ですね。。)が気持ちを高揚させます。
1d35logo.jpg
乗らせて頂いたのは、1D35(インディペンデンス)、レーティングが一番高く、風の落ちるロングコースでは後続艇に追いつかれる可能性があり、まずはファーストホーム狙い。
北東〜無風、朝方には西の強風が予報。
スタート後、三浦半島にそってポートのスピンラン。
時間と共に風が強まり、22〜25ktのブロー、艇速8〜10kt。
竜王崎まで残り14マイルでジャイブ。
ヘディングがジャストで竜王に向かう。
大島の南側はいつも通りの無風と、強烈ブローの繰り返し、島を離れない様、ベタベタで抜ける。
例年より苦労する事無く、元町が見えてくる、北風も安定しているので、風早埼に寄せ、リフトを掴む、いつもはこの辺りで悪い波に叩かれるのだが、艇速が7kt出ていると叩かれても失速せず突き抜けられた。
その後スタボーロング(−10度)となる、相模湾に入りすぎると風が落ちると判断し、ラムライン5マイルをリミットにタックを繰り返す(7回くらい)。
基本的にGPSのCOGアングルを参考に振れタックを行う。潮の影響もあり対地スピードは10kt、飛ぶ様にクローズを走り、風が落ち始めたギリギリ、20時20分にフィニッシュとなった。
後続艇はその後の微風に掴まったため、修正成績はフィニッシュ順。
47thKoaziroCup_result.jpg
外洋三浦支部より抜粋)
私自身は初めての小網代カップ優勝、とても嬉しいです。
そして乗員、艇体、無事で何よりでした。
この伝統のレースを絶やさず、運営して下さっている小網代フリートの方々に感謝申し上げます。
来年もフィニッシュ後のおでん、熱燗、を楽しみにしておりますので、宜しくお願いします。
 

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