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04Offshore Racing

初島卯月レース

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4月4日はシーズンインを告げる、伝統の初島卯月レースでした。
JSAF外洋三崎主催のオフショアカテゴリー3適用のオフショアレース、
公式距離は48マイル、小網代沖スタート、初島アンクロック周り、小網代ブイ、クロック回航で小網代湾口フィニッシュ。
参加艇は予想以上の13艇! 昨年、参加艇減少により中止となっただけに嬉しいですね。
予報はスタートから南西で、昼過ぎにかけ10m位まで吹き上がるとの事でした。
真上りからクローズリーチ(コースは240度)の片上りレグは1時間間隔で5〜7kt吹き上がり、
ミディアムからヘビーにチェンジ、レグ後半で22〜25ktが入り始め、No.3への交換も
考えましたが、初島の北側に広がるブランケットまで我慢すれば余計なロスが少ないとの判断で
チェンンジはなし。 
予想はあたり、島のブランケでは10〜15ktまで風が落ちました。
先頭を走るライバル?エスメラルダ号が島を回航するタックをした時間から、おおよその差を計算すると5分差、このまま帰路で離され無ければ修正で食いつける展開でやる気復活!
そして魅惑のダウンウインド、このコンディションで楽しむために作られた様な船なので、
25ktのリーチングをジブトップで快走、艇速10〜12kt。
前を行くエスメ号は巨大ジェネカーを上げてはブローチング、はらめばコースキープが出来ず、
ずりずりとプロパーから落ちる姿をみつつ追い上げました。
相模湾の真ん中位から風が少し後ろに回り、AWA70~80度になったのでリーチングジェネカーを
アップ、さすがに速い! プレーニングで15kt、アベレージで12、13ktでましたね。
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それでもコースキープするには絶妙なトリムとヘルムのコンビネーションが要求され、2〜3回
ブローチング、それでもジェネカーなので、風が抜けやすく、艇が起きあがるまでの時間は早いため
あまりロスしていなかった様です。(前の船の大きさがあまり変わらなかった)
スピンシートのシャックルが外れる(タイラスカではないフランス製)トラブルで2回ジェネカーを
回収し、3回目を上げるか悩んだんですが、回航する小網代ブイまで1〜2マイルしかなく、
トラブルより安全に行こうという判断をしました。(これが致命傷。。。)
エスメラルダ号と修正で9分差以内であれば逆転できる計算だったので、フィニッシュする姿を見ていた我々は、勝ちムード、こりゃまくったな〜と、余裕をかましておりました。
フィニッシュ後本部船からも9分差である事を教えてもらい、勝利を確信、後続艇との距離も
離れたので、こりゃまた優勝か〜 、と浮かれていました。
日曜日にのんびりレースがあるので、メンバーは泊まり合宿、三崎で祝勝会気分で飲んでいましたが、エスメラルダのクルーから逆勝利宣言を受けてしまい、意気消沈。。。。
三崎の方に問い合わせるのも気が引けたので、とにかく公式な結果待ちをする事になりました。
2.3日後、三崎支部のホームページにアップされた成績表をみて、愕然。
何とレース自体の所要時間が速く終了しているため、修正17秒差で2位。
実際には14秒差位ですよ、48マイル追っかけて14秒。
これがジェネカーアップ3回目を渋った罰でした。
やはり手を抜いたら、駄目ですよね。 精進致します。
下記 三崎支部より抜粋
JPN 4202 ESMERALDA SWAN NY 42 5:10:22 6:09:02
2 JPN 1122 1122 TREKKEE HAJIME NITTA MUIR 40 5:19:12 6:09:19
3 JPN 1088 INDEPENDENCE 7 TAKASHI HIRAMATSU 1D35 5:34:41 6:15:51
4 JPN 6166 HAURAKI MASAKI OTAWA FIGARO-II 5:49:27 6:17:45
5 JPN 5657 ENZO SHIGEKI KIDA YAMAHA 30S N 6:20:14 6:20:37
6 JPN 1733 UFO M KAWASHIMA DAD 35 6:02:42 6:20:50
7 JPN 6162 TRACER TOMOHISA MIYAKE FIRST 36.7 6:15:54 6:27:56
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