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2009-03

西宮フローティングヨットショー 27(金)~29(日)

今週末は新西宮ヨットハバーにて
「西宮フローティングヨットショー」開催します。
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リドガードセイルは、マリンサービシーズ様との共同出店とい形です。
尚、従来型のブース(テント)での出展ではなく、業界初!?のフローティング展示。
フローティングヨットショーなんだから当たり前?
いえいえ、セイル屋がフローティングで出展です!
つまり、実艇での実演販売、セイルや艤装品など、まずは本物をご確認頂き、
使い勝手などを艇上で体験出来る、いままである様で無かったスタイルで、
皆様のお越しをお待ちしております。
*前回の更新でお伝えしました「コード0」のサンプルや詳細写真、1/10模型もあります。
*スピンシューター(スピンを筒状のカバーで収納する器具)も実際のスピンを使って体感!
*ジェネカー用の脱着バウスプリットや ファーリングジェネカー も当然実演!
 今イチ、使い勝手の判りにくい
*エンドレスファーラーもコクピットから作業出来る事を体感して頂けます。
あとは、リドガード謹製、
*ドームテントや、
*レース艇でも楽したい方のスマートパック(メインセイル収納バック)
*メインセイル用の各種スライダー滑り比べ。
などなど、とにかくいろいろ、艤装品の使い勝手を試して頂き、
実艇でしかできない。
*マストチューニングの質問受付
*最新艇のトリムアドバイス
*最新レースセイルやIRCルールのあれこれ話
など、コクピットでゆっくりお話しさせて頂きます。
ちょっとコーヒー飲もうかな〜と思ったら、是非、シルバーカラーのVite31までお越し下さい。
天気も良さそうです、海の上でお待ちしております!
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Code-0 [コードゼロ] for IRC racer

ミドルボート選手権に向けたスーパーウェポン!
今週の納品はIRC対応の[Code-0]です。
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正面から見るとジェノアに見間違う程のエントリーアンングル、サギング量はジェノアの約2倍を想定し、ラフにホロー(凹み)をデザインしています、ハリヤードの種類やジャマー(ストッパー)の強度にもよりますが、40ft位まではウインチの力でサギングコントロールが可能です。
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フットをサイドステーギリギリまで引き込むと、微風でヘッドセイルを深めにセットするアングルに限りなく近いシーティングとなり、クローズリーチで使用可能となります
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横から見るとようやくジェネカーのプロファイルが確認出来ます、LPはアップウィンドでの使用レンジを上げるため、あえて150%付近を採用。
この1D35のように、最近のノンオーバーラプジブが標準のレーサーが、仮に150%LPのジェノアを搭載した場合どれくらいポテンシャルが上がるかを想像して頂ければ、この150%という設定が効いてくる事をお分かり頂けると思います、
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セイルホイストは通常のスピンと同じです、セイルのラフに高強度のスペクトラロープが搭載されておりますので、ウインチでの巻き上げによりフォアステーの役割を担っています。
IRCではハリヤードのイクジット高さに規定がないため、可能であればマストヘッドからハリヤードをとる方がより効果的(フットの長さを変えず、高さが増やせるから)
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ターゲットはAWA30〜60、TWSは0〜10kt、2.2ozと3.4ozの特殊生地を使用しています、軽量ですが、ケブラー繊維が伸びを最小に抑えます。
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ジェネカーとしては浅く、ジェノアとしては深い、この微妙なシェイプがデザインの腕の見せ所、
リーチ後半のフックは、ジェノアではあり得ないのですが、ミッドガース(セイル中間幅)がフットの75%以上なければ違反(IRC-Rule26.3.4)となるため、リーチの膨らみをばたつかせないために必要なダーツなのです。 
これにより、風速が上がるとメインセイルへのバックウインドが大きくなり、そのくらいの風速までがコード0の使用範囲といってもいいかもしれません。
オーバーラップジェノアを搭載している艇では、使用レンジが狭まります、逆に、Mumm30,Vite31,GP33,X-35,1D35,BC37,Farr40,等では非常に有効です、興味のある方と言わず、ディスタンスレースでも絶対勝ちたい方には是非お勧め致します。
費用は通常ジェネカーとほぼ同額から、小さいサイズでは70%位のお値段です。
ご質問等、お気軽に、まずはお問い合わせ下さい。[hl-sails@kg8.so-net.ne.jp]
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2009年全日本外洋ヨット選手権大会(Japan Cup 2009)

2009年全日本外洋ヨット選手権大会(Japan Cup 2009)開催の案内が3/18日にアップされてます。 http://www.jsaf.or.jp/miura/  外洋三浦支部
日程と参加制限が気になる所です。
10月の24(土曜)〜28日の間でインスペクション。なので、休日でインスペクションを終わらせる事も可能?
本戦は10月の29日(木曜)に始まり、2日の(月曜祝日)で終了。
サラーリーマンクルーは10月29日と30日に休暇をお願いする感じですから、まだ現実的ですか。どうでしょう。
そして参加制限がTCC1.000以上となったのも、良かったのでは無いでしょうか。
2009年のデータをみていますと、
Swing31クラス以下は出られず、YAMAHA30s N 以上が出場可能!
と思うと判りやすいラインです。
クラスはまだ未定ですが、折角TCC制限を入れたのですから、
A1.000~1.050  YAMAHA30sN 〜 YAMAHA33s
B1.051~1.100  X-35OD 〜 Mumm36,First40.7
C1.101~1.150   X41,King40  〜 GP33
D1.151~1.200  Muir40 〜 Farr ILC40
E1.201~MAXI  GP42 & TP52 or AC VOR70 
こんなクラス分けでみんなが楽しめる、不公平感のないレースが楽しめると考えてます。
スタートはA,Bクラスが先行、5分後にC,D,クラス、10分後にEクラスとするとキーウェストなみになりますね。 とにかく、Yamaha33sで出場した前回の思い出から、最大艇と最小艇の同時スタートだけは勘弁です。
小型艇だから意味が無い、などという考えは好きではありません、小型艇でもクラス分けがなせれれば真剣に楽しめるはず、まずはそれが一番ですよね!
ミドルボートの常連達がこぞって参加し、来年以降も秋のレガッタとして継続出来たら尚良いんですが、それはまた先の話ですね。
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ラージヘッド、スクエアヘッド、IRC-Mainsail

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待ちに待ったトレッキーのスーパーウェポン
IRC対応のスクエアヘッドメインセイルです
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ランナー艇の不利を逆手に取り、パーマネントを左右に分け、バックステーで調整可能
IRCでは計測されない7/8ガースポイントより上部を最大限活用しています。
全体に浅めの設定、しかし昨日のTWS10ktで必要十分、綺麗に風を流しつつ、最低量のブームダウンでパフをやり過ごせます。ランニングレグでもバングテンションでリーチとドラフトコントロールが可能、リーチツイスト量が最大の課題でしたが、メインシートテンションでダイレクトにコントロール出来、予想以上にトリム範囲が広くなりました。
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そして、結果は!?
土曜日に納品チェックする予定が春の荒らしで中止、日曜日の「のんびりリビエラレース」第1戦がシェイクダウン、かなり緊張してました。
しかし前日とうってかわって弱い西風の残るポカポカ日和、J24のフリートレースも風待ちしており、注目の的。照れるな〜。
1レース目はこの弱い西風で強引にスタート、2〜4ktのベタベタレースでしたが、巨大メインのお陰でフリートに離されず、北よりのブローを掴みにいったエスメやカラスを遠目に見守り、こちらは南風我慢で待つ戦法。これがバッチリあたりフリートに合体、上マークを4位でまわりジェネカーアップ。スピンポールの利点を活かし、ガンポール船が落とせない僅かなブローで徐々に高さをゲイン、いいね、いいね〜、と調子に乗ってきた所で何と、ノーレース!!!!
ま、ま、シェイクダウンと思ってね、良かった良かった。
そしてしばし待ったのち、しっかり入った南風で第2レース、TWS,8~12ktのブロー。
ピンエンドからジャストでロケットスタート! 勢いが違います。
その上がセンチュリーGT、今回は上りで殆どスクラッチ、下りで引き離す展開、Waki長さんトリム。
真っ白ハルがカラス様、鉄壁の走りでORC優勝、しかもIRCで出てても優勝、、凄すぎです。
一番手前がスレッドとエスメの混成ドリームチームが操るSWAN42、メンバー凄すぎ。
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風向180度を境に5〜10度の左右振れ、良い位置で回り、エスメラルダを猛追。
やはりスピンポールとこれまた納品したての最大スピンでがんがん落とし、ガンポールのジグザグ走行を串刺し状態。
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2下フィニッシュだった事も幸いし、修正で2位エスメに30秒、3位センチュリーGTに180秒の差を付けブッちぎりの優勝!
いやいや納品レースで優勝とは縁起も実力も申し分ないです。
使い込んでセッティングを詰めれば、もっともっと速くなるので楽しみがまた増えてしまいました。
先々週の、のんびりレースレポートで書かせて頂いた、秘密兵器はもう秘密ではありませんが、みなさまの脅威が増えた事をお伝え致します。
4月の4日は初島レース、ロングレースでもエリアとスタビリティーで爆走してもらいましょう!
こんな最新のメインセイルに興味がある方、リドガードセイルまでご連絡!お待ちしてます。
hl-sails@kg8.so-net.ne.jp
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セイルトリムの動画

有限会社Compass Course
有限会社コンパスコースは西村一広氏が経営されているヨットや海洋活動の拠点、さまざまな分野で活躍され、現在も精力的に各地を飛び回っておられます。
まだ学生の頃、レーシングクルーワークや世界の外洋レースレポート等を読ませて頂き、外洋レースの素晴らしさや過酷さを教えて頂きました。
ニュージーランドという国に興味を持たせて下さったのも、西村さんの紹介記事を読んでいたからに他なりません。
まさに雲の上の存在、だった西村さんがぐっと身近な方となったのが、3年前くらいでしたか、息子の保育園と西村さんの娘さんが同い年で同級生、お迎えの時にバッタリお会いしてから、ご近所という事で、セイルの事など相談に乗って頂く様になりました。
いつも先鋭的な事にチャレンジされており、ご自身のホームページではセイルトリムを解説付きの動画で配信するなど、まだまだ見習わせて頂きたい事が山ほどあります。
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画像をクリック!
このページにあるメインセイルトリム編では、私の製作したメインセイルが使用されており、リドガードマークもバッチリ入っているのでご紹介させていただきます。
船はX-332 Sports、白いセイル生地はダクロンではなく、ペンテックスのダブルタフタという外洋レース向きのもの、西村さんと共同で製作したスペシャルモデルです。
この時の製作時には、セイルツイストのデザインを学ばせていただきました。
今年は西村さんと共同で、セイルリバイバルプランという新規事業を計画中。
主に、クラブレース等を主体にしたボートのセイルインベントリをコンサルティングし、マストセットとそれに付随するセイルリメイクが主な事業内容です。
セイルを買ったものの今ひとつ使い方やマストとの相性が判らない!とか
このセイル、年数の割にシェイプが変だな〜!? など。
実際に乗艇して現状を把握し、写真等による数値解析を元に、セイルをリメイクする。
従来のリカットに似ていますが、ちょっと違う取り組みをしてみたいと考えています。
セイルを新規で作るにはちょっと予算が足りない、セイルを作るにあたって経験者のアドバイスを貰いたい、という方にお勧めです。
お問い合わせは西村氏、もしくはリドガード[hl-sails@kg8.so-net.ne.jp]まで、お気軽にどうぞ!
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