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Day-2

  • 2009-10-11 (日) 18:58
X-35JAPAN.jpg
レース2日目も快晴
最大5レースを予定。
この時期としては珍しく、西風が安定している。
チャーター艇の苦しさなのだが、実は今回、X-Unityにはライトミディアムがない、
搭載しているのは2008年製のノースミディアムヘビーと、3日前に完成したリドガ−ド製の
ミディアムヘビ−2009FLEXバージョンの2枚、なぜこの様なセットかというと、チャーター艇に付いていたノースのライトミディアムは、2006年製でぼろぼろ、ケブラーのパネル製のため、縮んでおり、ラフの長さがロアーリミットの14m50cm(のはず)を下回ってしまい、計測に通らない状態と思われたのだ。
仮にリミット内だとしても、総てにおいて縮んでいるのでは、セイルエリアからしても勝負にならないと判断し、2008年製のミディアムヘビーを軽風から使う方向で決定した。
急遽、長さの合う軟らかいバテンを用意したが、驚いたのは、ノースのバテンセットがライトミディアムとミディアムヘビーで同じ固さを使っていた事だ、自分のデザインしたセイルには、同じ長さでも2段階ほど軟らかいバテンを使っていただけに、このチョイスが理解できなかった。
(可能性として、バテンのセットを無くし、後で購入した際、種類の指示を間違えたかも。。)
とにかく、軟らかいバテンで深めにセッティングし、何とかパワーを持たせる様に走らせたが、
やはり焼け石に水、1上までに置いて行かれる展開が続き、6位を連発してしまう。
チームのメンバーには申し訳なかった。
最終レースは2008に見切りをつけ、一度も使っていない、リドガ−ド2009を試してみた。
ミディアムヘビーの使用レンジを上方修正したモデルなので、ターゲットはTWS12〜14kt以降と考えていた、当然7〜9ktの第4レースではパワーが足りないが、それでも走り負けは少なくなり、
また、コース選択もあたり、エスメラルダとワイレアを抑え、4位を獲得、ミディアムヘビーでも
しっかりとしたトリムをすれば、下限域を広げられる事が分かり、大きな収穫だった。
今回のX−Unityは自分自身でのセイル開発の今後の糧になる様、色々試す絶好の機会でもある。
とはいえ、総合6位
明日は1ポイント差で前を行くワイレアをどう逆転するか、この1点が楽しみだ。
X−35、本当に楽しいレガッタだと思う。
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